にんにく研究室Garlic

にんにくものしり辞典

にんにくの歴史は? にんにくのにおいを消すには?

にんにくにも旬があります

一年中出回っているので旬はないものと思われがちですが、にんにくも野菜ですから旬があります。収穫期は地方によって多少異なりますが、だいたい春から夏にかけてです。
収穫したものは乾燥して出荷するので、店頭に出回るのは6月~8月頃になります。買い求める時は、皮が白くて張っており、しかも丸くてずっしりと重量感のあるものを選ぶといいでしょう。

ヒトとにんにくの歴史

にんにくと人間とのつきあいは非常に長く、なんと6500年にも及びます。原産地は中央アジアのキルギス地方といわれ、香辛料として東西に広まっていきました。紀元前4500年の古代エジプト史には“不老不死の霊薬”と紹介され、強壮剤や媚薬として珍重されました。ピラミッドを築いた奴隷たちは重労働に耐えるためににんにくを常用していましたし、一説にはクレオパトラが愛用していたともいわれています。
中国から朝鮮半島を経て日本に伝わったのは、今から1500年前といわれています。

にんにくと相性のいい食べ物は?

和食、中華、イタリアンなど、どんな料理や食材にも相性ぴったりのにんにくですが、なかでもおすすめは、豚肉やごまやみそ、豆腐などの大豆製品です。
というのも、にんにくのにおい成分であるアリシンが、これらの食品に豊富に含まれているビタミンB1と結びついて、さらにその効果をパワーアップさせるからです。
しかし食べすぎは禁物。とくに空腹時にたくさん食べると、胃痛や腹痛をおこす場合があります。生にんにくで1日2~3片をめやすに食べましょう。

にんにくを長持ちさせるコツ

にんにくを生のままずっと常温に置いておくと、発芽した芽に栄養分を取られ中身がスカスカになってしまいます。少量を短期間保存するなら、皮つきのまま冷蔵庫の野菜ケースに保存するか市販のガーリックキーパーに入れておきましょう。もっと長持ちさせたいときは、いったんボイルしてから密閉容器に入れ冷蔵庫へ。これなら数ヶ月は保存でき、生にんにくと同じように利用できます。

食後のにおいを消す方法

にんにくを食べた後は、口臭が気になって人に会うのがはばかられます。そんな時は、手軽なにおい消しの方法を知っておくと便利です。よく知られているのが、牛乳を飲むこと。口の中で噛むように、ゆっくりと飲むのがコツです。味噌汁を飲むのもいいでしょう。
大豆に含まれるフルフリール基という成分がにおいを消してくれます。コーヒー、ほうじ茶、紅茶、ジャスミン茶など香りの高いお茶にもにおい消しの効果があります。
ゆっくり口の中に含んでから飲みこむとよいでしょう。